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Cisco社のCCNAを取得するためのページです。「Cisco CCNA教科書」で勉強中(・・;)
2025 . 05
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    ■概要
    冗長性によって発生するループ問題を解決する。

    ■スイッチングループが発生する理由
    ネットワーク内に複数のスイッチが存在する環境で、ホストXからブロードキャストされたフレームが、複数スイッチ間でフラッディングを繰り返すことにより発生する。

    ■スイッチングループによる問題
    ・LANの帯域幅が、無駄なブロードキャストフレームでいっぱいになる。このような現象を「ブロードキャストストーム」という。
    ・同じ発信元MACアドレスを持つフレームがスイッチの複数のポートから受信されるため、MACアドレステーブルの更新が頻発し、MACアドレステーブルが不安定になる。

    ■STPによるループの回避
    STPは、ネットワークトポロジーの中に潜在するループを見つけ、1台のスイッチを選択し、そのスイッチをルートとするツリー構造を作成する。ツリー構造ならばループは発生しない。

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    ■スイッチの機能
    ・MACアドレスの学習
    ・フレーム転送/フィルタリング
    ・ループの回避

    ■概要
    スイッチの基本機能は、フレーム転送である。
    スイッチは、MACアドレスを調べて必要なポートにだけフレームを転送する
    これを実現するために、スイッチはMACアドレスの学習を行う
    MACアドレステーブルは、受信したフレーム情報の送信元MACアドレスを見てMACアドレステーブルを作成する。送信先MACアドレスは見ない

    ■スイッチの基本動作

    スイッチ
     1           2            3                4        
     |           |           |                |
    ホストA        ホストB        ホストC             ホストD
    0000.0000.0001 0000.0000.0002 0000.0000.0003 0000.0000.0004

    ①電源投入直後
    MACアドレステーブルは、RAMに作成されるので、スイッチの電源投入直後時点では、テーブルの内容は空である。

    <MACアドレステーブル>

    ②フレームの送信(ホストA→ホストB)
    スイッチがホストAからフレームを受信すると、フレームの送信元アドレスを調べ、MACアドレステーブルにホストAを登録する

    <MACアドレステーブル>
    MACアドレス ポート
    0000.0000.0001 1

    ③フレームをフラッディング
    ホストBは、MACアドレステーブルに存在しないので、受信ポートを除く全てのポートにフレームが転送される。これをフラッディングという。
    送られたフレームは、ホストBだけが処理をし、ホストCとホストDは自分宛ではないので、フレームを破棄する。

    ④フレームの送信(ホストD→ホストA)
    フレームの送信元アドレスを調べ、MACアドレステーブルにホストDを登録する。

    <MACアドレステーブル>
    MACアドレス ポート
    0000.0000.0001 1
    0000.0000.0004 4

    ⑤フレームをフィルタリングして転送
    ホストAは、すでにMACアドレスに登録されているので、フレームはホストAだけに転送される。これをフィルタリングという。

    ■ブロードキャストとマルチキャスト
    ブロードキャストフレームの送信先MACアドレスは、48ビットが全て1のアドレス(0xFFFF.FFFF.FFFF.FFFF)になる。
    また、マルチキャストフレームの場合は、マルチキャストアドレス(グループアドレス)が指定される。

    上記フレームの場合、送信先MACアドレスが特定ノードではないため、送信元MACアドレスの登録後、常にフラッディングされる

    ■エージングタイマ
    スイッチは、MACアドレステーブルの内容を最新状態に保つため、一定時間内にフレーム受信がないMACアドレスをテーブルから消去する。この時間を、エージングタイマといい、デフォルトは300秒である。
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